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ダブル手帳の障害者読み物

身体障害1級(脳性麻痺)・精神障害3級(発達障害)です。文春オンラインなどに執筆しているライターです。

fantastic dreamer

 ご無沙汰しております。本日、文春オンライン様から自身8本目の記事を出すことができました。

https://bunshun.jp/articles/-/34354

 ブログを読んで下さっている皆様には、更新が滞っていることをお詫びすると共に、心から感謝申し上げます。本当にいつもありがとうございます。

 TSURUMIこどもホスピス*1の方には、かねてより、いつか必ず何らかの形で文章にする約束をしておりましたし、Twitterでもそう申し上げてきました。実現させるまでに長い時間がかかってしまったことを申し訳なく思う一方で、当施設を知るきっかけになった番組が初めて全国放映されるという、まさにその日に記事を出せたことには不思議な喜びも感じています。この原稿料は全額、振り込みではなく、お札を封筒に入れて、必ず今月中に手渡しで当施設に持って行くつもりです。なんとなくそういう気分だからです。それくらいのわがままは許されるような気がします。*2

 今回の記事では、伝えたい思いはとめどなくこみ上げてくるのに、それをなかなかうまく文にできず、何度も執筆を諦めかけました。そんな苦しみの渦中でアニソンをランダム再生していた時、たまたま「fantastic dreamer」が流れ出したのです。久々にこの歌をフルで聴き終わった時、「私が言いたかったことって、これだったんだな」と直感しました。そこからは、それまでが嘘のように滑らかに筆が進んでいきました。本当に良い歌です。


「この素晴らしい世界に祝福を!」PV第二弾

 今回も過去もこれからも、私が書く文章は、極論すれば誰にでも言える理想論でしかありません。改めて言われなくても皆が知識としては持っている、ごくありふれた倫理観です。しかしそれを完全に陳腐な綺麗事・何の手触りも残さない絵空事で終わらせずに、ほんの1%でも真実味を持って読者に受け止めてもらうこと。美しいけれど掴みどころのないふわふわしたものを、たとえ歪な形であってもずっしりとした存在感を放つ石に変えて、読者の心にねじ込むこと。それが私の仕事だと、最近思うようになりました。「世の中の『ほんとう』がわかります」という文春オンラインのキャッチコピーを、私はそのように解釈しています。

 これからもどうか引き続きよろしくお願いいたします。

*1:http://www.childrenshospice.jp/

*2:2/17追記:こういう時節柄、先方も感染症には特に警戒しないといけない施設なので、普通に振り込むかもしれません。かえって迷惑が掛かったら意味無いですし…
いずれにせよ今月中には絶対に渡るようにします。申し訳ございません。